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京都瑞松園の宇治茶

京都府南部に位置する宇治とそれを取り囲む町々で、豊かな自然に育まれ産出されるのが日本茶の代表「宇治茶」。
宇治茶の本場、宇治田原町を発祥地に宇治茶製造業を営む「京都瑞松園」は、京の伝統文化である茶道や華道、茶道の発展とともに京都で愛され親しまれてきました。
抹茶・玉露・煎茶・番茶と様々な種類の緑茶を生産、いずれも高品質を誇ります。

【抹茶】
覆いの下で丹念に栽培した茶葉を蒸したあと、乾燥させた葉「碾茶(てんちゃ)」を石臼で挽き上げたお茶。茶道で使われるお茶として有名です。
【玉露】
碾茶と同じく覆いの下で栽培されたお茶を蒸したあと揉み上げたお茶で、まったりとした甘み・旨みと、蕎や青海苔のようないわゆる「覆い香」を楽しみます。
低温でじっくり淹れると甘みが強調され、高温で淹れると甘みと苦渋味の調和した味になります。
【煎茶】
日本茶の代名詞とも言えるお茶。まず苦渋味のあることが煎茶の基本条件で、高級なものほど後口に甘みが広がります。また、火入れと言われる乾燥香を極力避け、お茶そのものの香りを大切に保つのが宇治煎茶の特徴です。
下級煎茶はお食事時に気軽に、高級煎茶はお茶そのものを、または御菓子と一緒に味わいください。
【雁ヶ音】
玉露や煎茶を精選(仕上げと言います)する際に選り分けた、主に茎の部分を集めたお茶で、茎特有の香りをお楽しみいただけます。

美味しいお茶の淹れ方

お茶は淹れ方次第で驚くほどまろやかで上品な味になります。
熱いお湯で急いで淹れると、渋味の成分が一度に出て渋いお茶になってしまいます。逆に低い温度でゆっくり淹れるとテアニンという天然アミノ酸(玉露や高級煎茶に多く含まれている)と、程よい渋味が出ます。これが日本茶の旨味の成分です。

お茶の保存方法

基本的に、2週間程度で使い切れる量でしたら、缶に入れ、常温の保存で十分です。
長期保存の場合、他のものの匂いがつきやすいので缶に入れた上、ラップ等で包み、冷凍庫へどうぞ。
但し、冷蔵庫から出したお茶は、丸一日かけ室温になじませてから開封して下さい。
再冷凍はさけ、使い切ってしまうことをおすすめします。